数年前の話。
普段からずっとファクスでやり取りしている取引先があった(アナログっていうな!)。
あるとき、急いで確認したいことがあって、初めて電話をした。
担当の人を呼んでもらって話していると、どうも会話のレスポンスが悪い。応答が遅すぎる。そしてどこか他人事のような感情のない声。
なーんか疎通が悪いなーなんなんだよー!っと少しイライラしてしまった。
後になって知ったことだが、その担当の人は聴覚障害があって、まったく音が聞こえないのだそうだ。
だから、手話のできる同僚が同時通訳して電話をしてくれていたという。
応答が遅く抑揚がない、という事実からは、そこまで想像が及ばなかった。
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