2021-05-31

増田の詩

匿名卑怯だというけれど

かに匿名で人は口悪くなるけれど

匿名で口が悪くなることこそ、正気の証だと思わないか

世の中には顕名で口悪い人がいるけれど

一体自分を何様だと思えば名を明かしながら口悪くなれるのか

正義様だと思ったところで、まだ足りなくないか

それとも、それで足りるくらい人の心は単純なのか

匿名卑怯だというけれど

かに匿名で口悪く人を罵るのは卑怯だけれど

顕名で口悪くなる人こそ、狂気の域だと思わないか

我々増田卑怯者だけれど

匿名から卑怯なのではなく

己の卑怯が分かっているからこそ匿名になるのだ

顕名で人を罵る彼らは堂々たる勇者なのか

卑怯であることは匿名からではなく

人を罵ることこそが卑怯なのではないのか

名を明かしていれば、その卑怯が免罪されるのか

しろそんなことはあり得なくないか

我々の卑怯は、なぜ顕在するのだろうか

それは我々が弱いからではないのか

己の心に浮かぶ不快感を堪える強さがないのではないか

だが、私はその弱さを受け止めよう

強く在れない自分を認めよう

から増田があることに感謝するのだ

己の卑怯を知っているからこそ、増田仮面かぶるのだ

いつか、卑怯をしなくて済むような

たったそれだけの強さを願いながら

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