匿名は卑怯だというけれど
確かに匿名で人は口悪くなるけれど
匿名で口が悪くなることこそ、正気の証だと思わないか
世の中には顕名で口悪い人がいるけれど
一体自分を何様だと思えば名を明かしながら口悪くなれるのか
正義様だと思ったところで、まだ足りなくないか
それとも、それで足りるくらい人の心は単純なのか
確かに匿名で口悪く人を罵るのは卑怯だけれど
顕名で口悪くなる人こそ、狂気の域だと思わないか
我々増田は卑怯者だけれど
匿名だから卑怯なのではなく
己の卑怯が分かっているからこそ匿名になるのだ
顕名で人を罵る彼らは堂々たる勇者なのか
卑怯であることは匿名だからではなく
人を罵ることこそが卑怯なのではないのか
名を明かしていれば、その卑怯が免罪されるのか
むしろそんなことはあり得なくないか
我々の卑怯は、なぜ顕在するのだろうか
それは我々が弱いからではないのか
己の心に浮かぶ不快感を堪える強さがないのではないか
だが、私はその弱さを受け止めよう
強く在れない自分を認めよう
だから、増田があることに感謝するのだ
己の卑怯を知っているからこそ、増田の仮面をかぶるのだ
いつか、卑怯をしなくて済むような
たったそれだけの強さを願いながら
Permalink | 記事への反応(1) | 20:29
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