例の高速ねこ捕獲中で思い出したのだが。
近所に脱走癖があるねこを飼っている家がある。
で、脱走すると、なぜか家に来る。脱走と言っても野山を駆けまわる訳ではなく、だいたいきまった場所にいるので、いつもうちの親父が捕まえて(と言うか親父が呼ぶと普通に降りてくる)強制送還と相成る。
で、この間は親父がいないときに脱走したので、俺が捕まえて(抱きかかえて)連れて行った。
その時の、その家のじいちゃんとねこ
- 「お前また脱走したのか」
- 「にゃ」
- 「外は危ないんだぞ?事故にあったらどうんだ」
- 「にゃーん」
- 「増田さんちにも迷惑かけて」
- 「にゃーん」
- 「俺がえみちゃん(※お孫さん)に怒られるんだぞ?」
- 「にゃーん」
- 「お前、にゃーんって言ったらなんでも許されると思ってるだろ(キリッ)」
- 「にゃーん」
- 「わかったか?」
- 「にゃーん(←わかってない)」
- 「しかたがないなあ…(でれでれ)」
- 「にゃーん」
- 「いつもすいませんねえ、あちょっと待ってて(と家の奥に引っ込んでお菓子をくれる (じいちゃんの中では俺の事をまだ中学生ぐらいだと思ってるっぽい))
と言うことがあった。会話が通じてるんだか通じてないんだかよくわからんがたぶんわかってない。
ここで新しいことわざ
「脱走ねこに説教」を提唱したい。
意味としては
お説教をしているうちに、説教している側までどうでもよくなってしまうさま。
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