今の時代に必要なのは、自分の勝手を押し通す自由でも、他人を足蹴にして悦に入る自由でもない。
ロマンだ。
といっても「無一文から一代で大金持ちになってやったぜ、ガッハッハ」という昭和的なロマンではない。
打ち捨てられた人間が、世間に顧みられない人間が、孤独に独りで生きざるを得ない人間が、人生の道標としてすがることができる希望としてのビジョン、それをロマンと呼びたい。
勝利も敗北もなく、ただ許容され生きることができること、そうした昔から見たら「低い目標」を持って生きていくにも、道標が必要な時代なのだ。
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