って概念、あると思う。
かつて周囲の人々から「成功と幸せを約束された存在」と信じられていた人間がとてつもない失敗や不運を被り、落ちぶれてゆくさま。
その行程と結末には、ただのマイノリティには存在しない、どす黒い魅力がある。
同じマイノリティでもドラマティック・マイノリティと普通のマイノリティではその魅力に天地ほどの開きがある。
「幸せや成功の可能性が台無しになった存在」は、一部の人間から猛烈に共感され愛され支持される。
例えば、平和な家庭で仲睦まじく暮らしていた家族が何者かに惨殺されたった独り生き残った人間には「ドラマ」が宿る。
生まれた時から身寄りがなく施設で暮らしていた人間には大してドラマが宿らない。
Permalink | 記事への反応(1) | 22:57
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カタルシスのこと言ってんの
なんだ。もうあったのか。