大昔のバイト先の女の子のことをふと思い出す
笑顔がいびつだった
聞けば怪我をした後遺症とかなんとか
その後にも彼氏にひどい目にあわされただとか
誰彼となく自身の不幸話をしていた
しばしば相談に乗る同僚たちに囲まれて彼女は神妙な顔をしていた
彼女は不幸話や相談事をすることで人に囲まれたがっているように見えた
自分は彼女の不幸に興味もなく、相談に乗れる人生経験もないので関わらなかった
けど何か変な子だなあとは思っていた
今ならちょうどいい言葉がある、かまってちゃん、だ
彼女を表現するのに一番ぴったりくる言葉だ
でも当時はそんな言葉なかったので、なんとなくもやっとしていた
そうだあの子はかまってちゃんだったのだ
ああスッキリした
Permalink | 記事への反応(0) | 21:04
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