小学2年生のときに家族旅行で一回行ったきりでほとんど記憶はない
ただおぼろげに覚えてるのが泊まったアパートメントみたいなところのコンクリート張りの壁 夜部屋に出てきたヤモリ(初めて見た) 朝になってアパートメントの廊下に転がっていたクラゲ
俺の中ではあのコンクリートの冷たさ、突き放すような感じと生き物の多さが沖縄を象徴するものになっていて、それにすごく憧れている
海は怖い 浮き輪につかまったまま沖のほうに流されたことがあるから 溺れたこともあるし、クラゲに刺されたこともある 海は見るだけでいい
でも行きたい 国際通りで人混みを感じたり、その辺で石垣とかシーサーを見たりしたい
で、帰ったアパートメントでコンクリートの壁に囲まれて虫の鳴き声なんかを聞いたりしつつ寝たい 朝起きてドアを開けたらなんとなく潮の匂いがして、足元にはクラゲが死んでいる
そういう体験がしたい