我が上司がこんなことを述べた。
労基法など一部の法律は、制定当時と現在とで状況が異なり、時代にあっていない、追い付いていないと。
確かにそういう部分があるのだろうし、はっきりいって経営側にとって労働者を思い通りに支配コントロールしようとするには都合の悪い内容もあるのだろう。
たとえ時代に追い付いていない法律であったとしても、それが現行法として有効に存在していることは厳然たる事実であり、それを遵守しない、違反するということは単なるコンプライアンス違反にすぎないということ。
法律が時代に追い付いていないという点については的確に指摘し、批判的な声を上げているが、コンプライアンス違反という点についてはいかなる指摘をし、声を上げるのか、見ものである。