世界がコロナ禍に巻き込まれた影響をもろに受け、需要が落ちて工場の生産台数が恐ろしく下落した。
国内向けのわずかな需要に応えるために、普段行う事のない少数生産を開始したら工場がまともに動かなくなり、ニッチもサッチも行かなくなった。
現場のシステムを理解していない経営陣の『熟慮』の判断。
それを強引に突き進めようとするマネージメント。
二転三転する方向性。
引っ掻き回される現場。
現場の声も聞かず、行き当たりばったりのマネージメントの行き着いた先は、まともに工場が動かないという結果だった。
空打ちするだけの工場を眺めて、今の日本の縮図を見たような気がした。
『投了』そうつぶやいた。
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