2018-11-29

朝のバスにて

出産予定日まであと2ヶ月。

朝のバス優先席が一つ空いていたのでそこに座った。

車内も段々混んできて、杖をついた50台〜60代ぐらいのお婆さんが乗ってきた。

目の前に立つおじさんが私の肩をポンポンと叩いて「譲ってあげなさいよ」と言った。

咄嗟のことで上手く声が出ず、私はあぁともうぅとも聞こえる返事を小さくし席を譲った。

お婆さんは「どうも」と少し申し訳なさそうな顔で私に言った。

なんだろうこのモヤモヤ感は。

おそらく自分から進んで譲れなかった自分に若干の恥ずかしさを感じているんだなと思った。

結果として人に親切ができたのだからこれでいいと前向きに考えることにした。

今の私はトランプ大富豪でいうとジャックぐらいのもので、お爺ちゃんお婆ちゃんクイーンキング、杖をついてたらエースだろうなあと思ったりした。

多分これからもっと高齢化社会になっていくとお婆ちゃんさらに年上のお婆ちゃんに席を譲る場面がたくさん生まれて来るんだろう。

  • 腹が目立たなかったのかな? そうではないなら、臨月近い妊婦に譲れ言える爺さん神経太いし婆さんも妊婦に譲られるのは居心地悪そう。

    • 妊婦マーク付いたカバンを前に抱きかかえて座ってたから、お腹は隠れて見えてなかったかも。

  • じじばばより妊婦さんの方が大切にされるべきだと思うけどなぁ 私が近くにいたならこの人妊婦さんですよって言って譲らせないのに!

  • なんかもうモビリティは全部パーソナルになるべきと思うよ。自動運転はよ。

  • なんだろうこのモヤモヤ感は。 『「人に親切にすること」を強要されること』に対するモヤモヤ感だと思います。

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