■賢さは愚かさに勝てない
賢い人はたいてい「自分は愚かな人になりたくない」と言って、「大人しい冷静なふるまい」「客観的・中立的な立場」をとろうとする。
反面、自分の態度や言動を顧みない人は、自己矛盾があろうと敵を叩き続け、自らの主張を叫び続ける。
よく目立つ後者の勢いは、主張を持たない人を取り込んでいくことになりやすい。結果それぞれの現場や、ひいては政治に反映されていく。そういう流れはそろそろ見直されるべきではないか。
賢い人ほど「一見愚か」な行動、冷静さを捨てたかのような行動、それらを馬鹿にしない態度を適正な(合法的)範囲でとっていくべきだと思う。それが今後のひとつの賢さになってくると思う。
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