故事成語について、なんとなくのほほんとした情景を浮かべるのが
現代日本人ではないだろうか。
しかし、それは間違いである。断じて間違いである。
平和ボケ日本人も過去の生きるか死ぬかの時代に思いをはせて欲しい。
時は後漢。北方の騎馬民族である匈奴が秋の間に騎馬を育成して食料を求めて後漢の領土を侵犯してくる。
漢民族は迷惑してたのである。秋にあると憂鬱になっていたのである。
「天高く馬肥ゆる秋、私もいっぱい食べて元気モリモリ」なんて言っちゃってる奴は
誤用も甚だしい。後漢の人々に誤りなさいっていうこっちゃ。
政治家の誤字、政治家の飴玉なめなめなんて、そんな取るに足らないことに夢中になって
本質を見逃していたら、元も子も無いのである。
Permalink | 記事への反応(1) | 10:39
ツイートシェア
前漢なんだよなあ