詳しくは書かないが、ひょんなことから寂しさを自覚してしまった。
それまで寂しいと思ったことがなかった。「寂しいと頭の中で言ったことがなかった」のほうが正確かもしれない。
が、自覚してしまった。寂しいという感覚を知ってしまった。これまで生きてきてこんなポピュラーな感情の味を知らなかったなんて自分でも驚いた。「あぁーこれがかの有名な!」と。「寂しいってやつですか」と。
それからというもの、ある種の中毒症状というか、頻繁に寂しいと思うようになった。やばい。なんだこれは。やばい。
寂しさを紛らわすためにあれこれ行動してみるけど、一向に逃げ切れない。なんだこれは。なんだこれは。
とにかく、自分にまだ知らない感情があったことに驚いた。まだまだ人生長いのでもっと色んな感情を知りたい。次はもっとポジティブなやつを知りたい。
「このさびしさをどしたらいいの」ということを延々考えて、人生単位で見てもそれはそれは長い時間を浪費しました。 その中でまず気付いたことは「人はさびしいとおかしくなる...