部屋にある彼女の持ち物を整理してるんだけれど、この作業がなんともつらい。
たとえば、自分の昔の写真やら文集、家族の写真などは特になにも思わない。
ポンポン捨てられる。
けれど、彼女の持ち物となるとなぜか泣きたくなってくる。
思い出すんだよ、「あの時買ったなぁ」とか「あの時着てたなぁ」とか。
当時は大して意識してなかったはずなのにこういうときだけ都合がいいなぁ、我ながら。
モノだけに限らず、音楽なんかでも似たような現象が起きていて。
「この曲あいつが好きだったなぁ」とか「あいつに教えてもらった曲だったなぁ」とか。
でも、なくなったらなくなったでなんか寂しいよなぁなんて思ったり。
あー女々しい。我ながら女々しい。