キッスもまだ無い。
どこで間違えたかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いじめじめした所でニヤニヤとアヌメを見ていた事だけは記憶している。
わたくしは下衆ノ極ミ乙女。というのをスマホで見た。しかもあとでググると、それはバンドマンという人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
このバンドマンというのは時々我々を捕まえて煮て喰うという話である。
しかしその当時は何という考もなかったから別段恐ろしいとも思わなかった。
ただ彼らの掌に載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがするそうである。
ふと気が付いて見ると私以外処女じゃないの。
たくさんいた処女が一人も見えぬ。
のそのそ這い出して見ると世間は非常に生きにくい。
しばらくして、鳴いたらバンドマンが喰いに来てくれるかと考え付いた。
ニャー、ニャーと試みにやって見たが誰も来ない。
わたくしは女子からババアの世へいつのまにか異動していたのである。
お腹が非常に減って来た。
泣きたくても声が出ない。
でも生きていたいの
普通でしょう?
吾輩は童貞である。ちゅうもまだ無い。 どこで間違えたか頓とが見當つかぬ。なんでも薄暗いじめじめした性格でニヤニヤとあぬめを見て居た事丈は記憶して居る。 吾輩はにうすでかな...
わたくしは処女である。 キッスもまだ無い。 どこで間違えたかとんと見当がつかぬ。 何でも薄暗いじめじめした所でニヤニヤとアヌメを見ていた事だけは記憶している。 わたくしは下...
つづきはよ
性の喜びを知りやがつて。許さんぞ。吾輩は二十三年間恋人が出来た事は無いのだ。町中で惚気て居る恋人達を見ると虫唾が走る。