ごめんなさい。
未来のだんなさん、未来のこいびとになってくれるキミ、ごめんなさい。
わたしを愛してくれるかもしれませんが、わたしの突起は愛せないかもしれません。
それでも愛そうと、うめぼしちゃん、と微笑んでくれるかもしれません。
でもね、くちにふくんだら、ボディクリームのあまい味がするよ。
せめて、味だけでもおいしく、と思って。
ごめんなさい。
未来の息子、むすめになって舞い降りてくれるキミ、ごめんなさい。
わたしを愛してくれるかもしれませんが、わたしの突起は愛せないかもしれません。
ここちよい腕の中で、劣化した哺乳瓶、と笑うかもしれません。
せめて、栄養だけでも満点に、と思って。
ごめんなさい。
幼いわたし、綺麗なおとなになっていると夢をいだいてくれているわたし、ごめんなさい。
キミはおとなのわたしを愛そうとしてくれましたが、現実は突起すら愛せていません。
おとなのとちゅうのベッドでひとり、意外にびんかん、と嗤うのです。
そしてそんな自分を、むなしく思うのです。
でもね、くちにふくんでもらったら、きもちいいよ。
男が気にするのは色と大きさくらいなので しかもいざ付き合ったらそれすら一瞬で気にならなくなるので どうでもいいぞ