2016-12-04

お胸の突起がしわしわでごめんなさい。

ごめんなさい。

未来のだんなさん、未来のこいびとになってくれるキミ、ごめんなさい。

わたしを愛してくれるかもしれませんが、わたしの突起は愛せないかもしれません。

それでも愛そうと、うめぼしちゃん、と微笑んでくれるかもしれません。

そんな自分を、不器用だと責めるかもしれません。

けれど、そんなキミがわたしはいいのです。

だってわたしが、わたしの突起を愛していないのだから

でもね、くちにふくんだら、ボディクリームあまい味がするよ。

せめて、味だけでもおいしく、と思って。


ごめんなさい。

未来の息子、むすめになって舞い降りてくれるキミ、ごめんなさい。

わたしを愛してくれるかもしれませんが、わたしの突起は愛せないかもしれません。

ここちよい腕の中で、劣化した哺乳瓶、と笑うかもしれません。

そんな自分を、大人になって夢にみるかもしれません。

けれど、そんなキミがわたしはいいのです。

だってわたしが、わたしの突起を愛していないのだから

でもね、くちにふくんだら、あったかおっぱいをあげるよ。

せめて、栄養だけでも満点に、と思って。


ごめんなさい。

幼いわたし、綺麗なおとなになっていると夢をいだいてくれているわたし、ごめんなさい。

キミはおとなのわたしを愛そうとしてくれましたが、現実は突起すら愛せていません。

おとなのとちゅうのベッドでひとり、意外にびんかん、と嗤うのです。

そしてそんな自分を、むなしく思うのです。

けれど、そんなキミがわたしはいいのです。

だってわたしが、わたしの突起を愛していないのだから

でもね、くちにふくんでもらったら、きもちいいよ。

かんじやすいのが、せめてもの救い。



  • 男が気にするのは色と大きさくらいなので しかもいざ付き合ったらそれすら一瞬で気にならなくなるので どうでもいいぞ

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