周囲の人間は親兄弟含めて皆息を吐くように平気で嘘をつく。僕にはそれが全くできない。
「嘘をつく」その為には咄嗟に「真実と異なる話を作る」必要がある。僕にはそれが全くできない。
頭の回転が遅いから、とかでは無いと思う。実際の記憶と矛盾している状況を脳内で想定してそれを
言葉にして吐き出そうとするプロセスにおいて「実際の記憶と矛盾」の状況を思い浮かべただけで
自分の脳内で激しい拒絶反応が生じる。それはまるで脳細胞が悲鳴をあげるような錯覚にとらわれる。
もしかして脳の病気なのかもしれないと重い精密検査も受けたりしたが体には何の異常も無いという。
嘘がつけないおかげで不利益を被った事も1度や2度ではないけれども、出来る限り人と関わり合いに
ならないようにする事で何とか生活できている。
いや実際、嘘をつくのってかなり難易度高いよ 嘘をつくよりは黙るとか話を逸らすとかのが良いと思う