2016-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20160310222128

小説ってのはな、絵がなくても文字だけで笑わせたり泣かせたり、血湧き肉躍る体験をさせたり言いようのない恐怖を与えたり、

読者自身が忘れていた記憶原風景フラッシュバックさせたり、時に人生を変えたり男性器を勃起させたりすることもできるんだよ、文字だけで。

俺の読んでるのとお前さんの読んでるのは違うなってだけの話なわけだ。

そしてどちらも生きてく上で必要不可欠なものではない。

そういう意味では米のほうがそうとうに上等で俺の読んでるものもお前さんの読んでるものも米以下なわけだ。

ぎりぎり食べられるなら文字を読みたい。そんな欲求が世の中にはあるかもしれねえし、おそらくあるんだよ。

って、ガード下で寝泊まりしている労働者風のおっさんが、路上に寝ながら本を読んでた風景を見て、俺はそう思った。

小説で読んだような甘い死にたい気持ちはその時捨てた。

すまんね。つまらえこと言って。

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