社内で不正を働いて逃げるように退職したエンジニアがいた。誰も名前は出さないし、そのことに触れないし、社内チャットでお疲れさまと言ってくれる人も殆どいなかった。本当に突然だったし、匿名の人に処分が下されたと社内でアナウンスがあった直後だったので、該当者がその人なのは明らかだった。
なぜその人がそんなことをしたのかはわからない。頭が良いのと、不正に対する想像力は別ということなのだろうか。
だけど、優秀な人だったし、会社の文化を作った人だったので、皆残念に思ったのは間違いない。なので、ささやかに飲んだ。心の片隅で複雑な気持ちで察しながらも、笑顔で送り出した。
短い間だったけど、お疲れさまでした。
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