長野県の山村の伝統行事なの。
澄み切った渓流を中学3年生が目隠しして渡るのね。
それだけじゃつまらないって駄菓子屋のケン坊が言うもんだから参加者の足をチェーンでつないだ。
誰かが転倒するとみんな倒れる。参加者全員が流されて大惨事になったこともあるのよ。
でも、廻りの大人はみんな渓流めかくし列車を経験しているわけで、この村では通過儀礼みたいになってる。だからなくならない。
役場に勤める洋七と駄菓子屋のケン坊が考えた歴史の浅い伝統なんだけどね。何が目的の行事なのか、もはや誰も覚えてない。
書いてから思ったけど、カイジの鉄骨渡りにも似てるな。楽しむ人がいるんだよね。こういうエセ伝統は。
Permalink | 記事への反応(0) | 23:14
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