2015-09-29

「かわいくない」の呪いはどうすれば解けるのだろう

少し前に結構長く付き合った彼氏に振られた。

「他に好きな人が出来た」という残酷理由だった。

「嫌いになったわけじゃないんだけど」と言う彼氏言葉の通り、

実際別れの言葉を切り出される直前まで、そんなことを言われるとは思っていなかったくらい、

仲よく付き合っていたつもりだった。

彼氏はまだ付き合っていたころ、私のことを「かわいい」と褒めた。

それに対して私は肯定言葉を述べたことが無かった。

いつも「かわいくない」だとか「気のせい」だとか「見間違い」だとか、

そういう可愛げのない言葉を返していた。

自分のことは客観的に見てもかわいくはないと思っていたけれど、

別れによってそれがきちんと立証されてしまった気がした。


だって、本当に彼氏が言うように私がかわいかったのならば、

他に好きな人が出来るなんていうこと、多分なかっただろう。


かわいい定義にはもちろん人それぞれ基準があって、

人を好きになるにももちろん十人十色基準があるけれど、

自分自分のことをかわいくないと思っていた矢先に、

自分のことを褒めてくれた人が手のひら返しをするかのように離れていくと

もう自分ことなんて誰も好きになってくれないんじゃないかという気分にさえなってくる。


自分彼氏とのやりとりで口にしてきたたくさんの「かわいくない」が、

今私に呪いのように降りかかってきている。


あぁそうだ、私はかわいくない。知っている。


この呪いはどうやったら解けるのだろう。

かわいいと褒めてくれるような新しい彼氏がそう簡単に出来るほど、私はかわいくない。

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