2015-08-22

母が65歳になったそうだ。

「前期高齢者っていうんだって。もうおばあちゃんなんだからね」

実家から戻ってきて一週間経つが、そう言った母の言葉がずっと胸に突き刺さっている。

あの母が、もうそんな年になったのか。

祖母がおばあちゃんだったのに、母がおばあちゃんになるのか。

久しぶりに実家に帰ったというのもあって、突然押し寄せた現実を受け止めきれないでいる。

自分とその周りしか考えていなくて、似たような時間の流れ方をしていたか意識していなかったが、

遠く離れた実家でも同じだけの時間が経っていたのだ。

ゆっくりと感じていた時間の流れが、一瞬で間を詰められた感じがする。突きつけられた感じがする。

歳老いていく母。

その母に、自分は何ができるんだろう、と考えた。

母もこの先死ぬんだよな。母が死んだら、と想像しただけで、泣きそうになった。

母に何かしてあげたい、と思った。

せめて近くに住んで、今よりも顔を見せることくらいはしてやりたい。

孫の顔とか見たいんだろうな。口には出さないが、結婚とか気にしてるんだろうな。

自分のことだけ考えて生きてきたけど、ちょっと考えさせられたよ。

婚活とか、始めるかぁ。。。

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