独りで迎える夜は
ふと言いようのないほどの孤独が顔を出す
それまで興味を持っていたこと
それまで頭を悩ませていたことは
まるでなかったかのように息を潜め
ただただ孤独に包まれる
寂しくて仕方が無い
誰と居たいだとか思い浮かぶわけでもなく
ただ独りは嫌だと言っている
けれど意識はさらに深く
死と言う究極の孤独に行き着く
今当たり前にある意思も
手の感覚も、目の感覚も
全て失われて
消滅するんだろうか
何故生まれて、何をして生きて
最期に天寿を全うしたと言えるんだろうか
明日命がある保証はない
産まれて、そして死ぬことだけは平等だ
どうすれば怯えなくて済む?
ただただ寂しく怖い
私を攻撃するものでも良い
ずっと誰かと居たい
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