新人っぽいタクシー運転手だった。ふと思い立ち、運転手の名前でFacebook検索をかけた。一覧の中に運転手の顔と同じ顔が表示されていた。タップすると、学歴、友人関係、サークルの写真などが公開状態で、何だか薄ら寒くなった。偶然拾ったタクシーで、ただ行き先を告げただけだ。だから向こうはただの客として見ているだろうけど、こっちは一方的にその相手に最近子どもが生まれたことや、ダーツが趣味だということを知っている。何だか凄く奇妙で、恐ろしい気持ちになった。知りもしない人間をFacebookで調べるという自分の行為がいかに気持ち悪いかということに気がついたのはその後だった。
Permalink | 記事への反応(1) | 13:25
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Facebookで調べるのは別にキモくないけど、その程度のことをグダグダと大仰に掻き立ててるのは最高にキモい。