5歳になる長男がお気に入りだった服を保育園に着て行かなくなった。
理由を聞くと、どうやらそのピンク色の服を友達に「女の色」だと言われたことが原因だった。
「女の色」
いまだに青は男、赤は女みたいなことがあるのかとびっくりした。
子供がそう言うということは、親が子供にそう教えてるんだろう。
男の子がピンクを着てもいいじゃないか。(男の子用として売っていたものだし)
もし、女の子用の服、例えばフリルのついたスカートを履きたければ履けばいいと思う。
奇異の目に晒されることがいやならそのうちやめるだろうし、それでも履きたいと思うなら、それはとても大事な気持ちだ。
長男はピンク色が好きだし(自分で選んで買った)、よく似合うと思う。
「女の色」なんてものはない。どの色もみんなのものだし、好きな色を着ればいいんだよ、と伝えた。
でも、こうやって少しづつ、友達や周りの環境によって好きなものを好きだと言えなくなっていくと思うと、さみしい気持ちになった。