私は子供の頃、自分は肥満で死ぬのだと思っていた。
それは、私が少し太った時に「お前はデブで肥満児だ、恥ずかしい奴だ、心臓発作で死ぬんだ」と親に言われ続けたからだ。今思えば、全くそんなことなかった。痩せた後も、ずっと自分はデブだという思い込みが抜けなかった。醜く恥ずかしい存在だと思っていた。
母からの可愛くないというメッセージも強力だった。近所のあの子と比べて可愛くない、足が太い、額の形が悪い、肌が、耳が、鼻が、口が、歯が、髪が、尻が、へそが…よくぞここまで否定できたなと言うくらい、パーツというパーツが醜いと言われた。特徴を全て否定的に表現していた、ともいう。
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