2014-06-04

 ガリガリ君をほおばりながら、地元小学校に沿って歩いていた。

 もう体育祭シーズンらしく、校庭には体操服を着た数百人の児童たちがいた。

 こんな糞暑いのに、組体操なんかやってらあ。

 しかも、台の上の先生と台に上がらせてもらえない立場の四隅にいる先生たちみ見張られて、一挙手一投足制御されてる。

 今の自分はこれを見て、北の国のマスゲームと何が違うのか、とふと考えてしまった。違いがあったとしても、将軍様の不在による規模の違いだけではないか。

 

 「ヤバい朝礼」みたいなのを見て、今の自分は「こんなん糞や、子供達がかわいそう」とふつうにいう。

 でも、自分がもしあの教室の生徒だったら普通に従ってしまっていた可能性が高い。

 「やってやるぞ!やってやるぞ!」って言ってたっぽい。実際に自分は昔あの糞暑い中で疑問も抱かずクラスメイトの脚を担いでいたではないか。

 なんか、いろいろ錯綜しているけど、ぜんぶ暑さのせいにする。

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