2014-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20140411010750

超越と市民という分け方はおかしい。

ゆうきまさみは、警察という職業について描いている。

押井は、たまたま警察にいた人たちの、個人としての行動を描いている。


警察には警察としての役割があって、ゆうきはそれを正しく描いた。

対して押井が描いたのは

警察では解決できない、警察が信用できない状態において

個人として行動する人たちだった。

公務員でいたら防げない事態があること。

それを防ごうとしたら公務員では無くなってしまうこと。

描かれたのは、ゆうきと同じ警察限界と、その上での個人の判断。


両者は矛盾していない。


警察では助けてもらえない事態に陥ったとき、法や国家自分たちに襲い掛かってきたとき

ゆうきの第二小隊はどう動くか。

個人として行動することがあるのか。それはまだ描かれていない。(描く力量はあるだろう)

なぜなら、漫画版においては警察官として立ち向かえる問題がテーマに設定されていたからだ。

扱ったケースの違い、範囲の違いにすぎない。

記事への反応 -
  • スーパーロボット大戦OEで、なんと漫画版の名台詞がボイス付きで流れるというサプライズがありました。 「あたしのイングラムはなぁ…」「あたしが毎日乗って…」 「少しづつ動きを...

    • 超越と市民という分け方はおかしい。 ゆうきまさみは、警察という職業について描いている。 押井は、たまたま警察にいた人たちの、個人としての行動を描いている。 警察には警察と...

    • 横手美智子の職業選択の自由で、野明は警察官を選んでるんだよね。 なのに、押井世界では実写版や番狂わせで野明は警察官を辞めている。 その辺をぼかして書くあたり、押井のずるい...

    • いづぶちの雪のロンドの遊馬や、横手の太田の戸惑いの午後の太田を題材にそれぞれを語って欲しいな。

    • 横手小説の後藤隊長は、風邪薬であることすらも諦めている女々しい印象なんだよなあ。

    • なるほど納得。押井版よりも、ゆうき版の方が好きな理由が判った。

    • http://b.hatena.ne.jp/todo987654321/20140411#bookmark-190252342 長いな。「社会性」で済む話じゃね? これに同感 押井ゆうき以前にそもそもパトレイバー自体がどうでもいい アニメもマンガも内容...

    • こういう考察しても本人は軽い気持ちでその場の設定だったり。 思想の違いはあるみたいだけど。

    • 概ねいい話だけどもmirunaの相手だけは無駄だと思う。 はてな村としてはあの女はどんな扱いなの。

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    • 新劇場版の後藤田隊長は後藤さんと別人設定で、 敵のアジトに乗り込んでいくのは手柄目当てというか、特車二課解体を撤回させるための一手だと思うのですが、 押井さん意見をバージ...

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