どーしようもない、本当にどうしようもない夜、本当にどうしようもない人生、グッチャグチャでぐるぐるで、気付いたら階段の隅っこで、ただ視界に入っては消える色とりどりのスニカーを眺めてるだけ、そんな本当にどうしようもない一晩でも、夜明けにあなたの曲がかかると帰ってこれました。フロアの真ん中に冒険者達がゆらゆらゆらと集まる。互いに「おかえり」と微笑み「ただいま」と答える。ゆっくり体を揺らす。タクシーの車窓からの朝日。残響。シャワーを浴びる。シーツの匂い。後頭部に残る音圧。残響。あなたの響を聴きながら眠ります。これからも。ありがとう。