http://anond.hatelabo.jp/20131024100811
昨日、増田を書いたら気になって親父に聞いてみた。
親父は二十数年忘れていた、悲しいことを久しぶりに思い出したのか、ちょっと表情が曇ったが、話してくれた。
当時、どうしようもなく、性別の確認はしなかったのだと。
そして、町内の、と言っても実家から20㎞程離れたお寺で供養して貰ったそうだ。
うちは田舎の古い家で、累代の墓は近所のお寺にある。
そこではなかった理由までは聞けなかった。
でも、それ以来、弟を供養して貰った寺には立ち入ってもいないらしい。
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正直、生まれてもいない子供が寺院的にどんな扱いなのかよく知らない。
当時幼かった僕はその辺の経緯も知らなかった。そもそも、母の妊娠だって、すべてが終わったずっと後になって、僕が二十歳頃、親父がぽろっと口にして知ったのだ。
全員が、存在を忘却していた水子に、今更何ができるわけでもないのだけど、供養とか、供え物とか、なにか出来ることがあるのだろうか。
綺麗に忘れる事が弟の為なのだろうか。
来週、34になる。 母が死んで27年も経つんだと思えば長かったような気もするし、それでも日常でしかないのであっという間の気もする。 去年の今頃は、母と同い年かと思った物だ...
http://anond.hatelabo.jp/20131024100811 昨日、増田を書いたら気になって親父に聞いてみた。 諸事情で流れた弟(性別不明、便宜上)はどんな扱いなのか。 親父は二十数年忘れていた、悲しいこ...
死んだ子の歳は数えないもんだよ。 死んだ子の歳を数えてると、平井堅の歌みたいになっちゃうぞ。