来週、34になる。
母が死んで27年も経つんだと思えば長かったような気もするし、それでも日常でしかないのであっという間の気もする。
去年の今頃は、母と同い年かと思った物だ。
母は、20代の終盤から闘病を始めたのだが、幸いに僕にはその兆候もない。
いや、いた。
上手くいけば僕は四人兄弟の筈だった。
その、性別も知らない弟か妹は、残念ながら短命だった。
母の死と向き合うのが後ろ向きな気がして、長く、仏前で手も合わせなかったのだけど、僕に子供が出来たときには十数年ぶりに線香を焚いて報告した。
その子ももうすぐ三歳になる。苦手意識はすっかり染みついていて、その後も、母に手を合わせたりはしていない。
母より年上になる日には、母と、生まれてこなかった兄弟に線香を上げて手を合わせようと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20131024100811 昨日、増田を書いたら気になって親父に聞いてみた。 諸事情で流れた弟(性別不明、便宜上)はどんな扱いなのか。 親父は二十数年忘れていた、悲しいこ...
死んだ子の歳は数えないもんだよ。 死んだ子の歳を数えてると、平井堅の歌みたいになっちゃうぞ。