2013-09-26

全部が嫌いだった

自分も含めて友達のあんなところも、親のあんなところも、あの漫画のあの雰囲気も、コマ割りも、

あの曲のあんなギターアレンジも、ドラムも、あのバンドも、世俗気取りをしながら斜に構えるあんな思想も、

あのジュースの味も、甘さも、辛さも、苦さも、酸っぱさも全て嫌いだった。許せなかった。

だけれど。

今は全て許せる。くだらない日常も、嫉妬我欲にまみれた自分に沁みついてるこの汚い考え方も、

果てはあんなに許せなかったあのくだらない会話さえも。今は全てが許せる。くだらない会話なんて張りぼてで、

本当の意味なんて会話の内容になんかなかったんだって、そう思う。

別に全てが嫌いになったわけではない。別に全てが好きになったわけではない。

決して自分が好きになったわけではない、けれど。

今は全てが許せる。なるようになれと思う。今が最高だなんて口が裂けても言えないけれど…。

そう、けせらせら

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