緊急地震速報の音を聴いたことのない人は、
日本にいったいどれくらいいるのだろうか?
ちなみに自分は、それはもう、何度となく聴いている。
自分は宮城に住んでいて、あの311の日も勿論あの音を聴いた。
その後も、何度も聴いた。
地震はすぐ隣にあった。
そしてあれから幾ばくかの時は過ぎたが、
そして、その覚悟を。
覚悟と言っても内容は単純だ。
我々が忘れてはいけないことはたったの一つ。
いつ何時であっても、
そこに地震はくる可能性があるということ。
決して慌ててはならない。
緊急地震速報のあの不吉な音が鳴り響いても、
いやあの音が聞こえたからこそ
例えば
刷り込みのように机の下に隠れるべきか
外て駆け出すべきか
はたまた食器棚を抑えるべきか
それは、生き延びるために。
綺麗事は要らない。
慌ててはいけない。
必ず、周りを見渡して即座に最善解を求めること。
すれば必然と結果が出る、はずです…