2013-07-10

図書館の君

図書館というか、近くの公民館に小さな図書コーナーがある。

近々閉館される予定の施設に見合って、年季が入っている。

新しい本は皆無だが、古いマンガ結構ある。

アウターゾーンとか、寄生獣とか、パタリロとか。抜けが多いけど。

貸し出し簿に自分名前書いて勝手に持って帰る感じの、勝手に返す感じの、まあそんな場所

「利用者もほとんどいない施設で、名前を書くのは自分とその女の子だけ。

の子は古いマンガをいっぱい借りて読んでいるらしい。

小学生女の子自分名前と、その子名前が交互に並ぶ。でも、実際に遭遇したことはない。

少女マンガなら恋に発展するパターンだね」

と、嫁さんは鼻息荒く言った。

うん。頑張ってロマンスをしてくれ。

で、この前の日曜に、僕と嫁さんは実際にその子と遭遇した。

嫁さんが親しげに話しかけていたけど、女の子ちょっと引いてた。

こうしてロマンスは発生しなかった。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん