中国や北朝鮮の軍拡を止めること、これに尽きる。そもそも、日本の改憲論や、自衛隊増強の背骨は、「中国や北朝鮮の軍事的伸長に対向するため」というのを理由にしてるわけで、当然だけどね。
でも、護憲派は日本の改憲派を批判するだけで、中国や北朝鮮の軍拡に反対する姿勢を見せない。
もちろん、護憲派は、時に中国や北朝鮮への批判を展開するけど、少なくとも、日本の改憲派に対するものほど、強烈で過激ではない。
少なくとも、自分は「護憲派が作製した、安倍首相とヒトラーの合成写真」は見たことがあるけど、「護憲派が作製した、北朝鮮や中国の政治家をパロった写真」は見たことがない。
これで「憲法を守ろう」と言っても、改憲か護憲か決めかねている層は、「護憲派は、本気で平和を考えてるのだろうか? その割には、中国の領海侵犯などへの批判は聞こえてこないが」と疑問を抱くばかりで、共感を得るのは難しいだろう。