家を買って2年になるが畳がぼろくなってきたので、ハウスメーカーから話を聞いてみたら、本畳じゃないとこうなります。替える場合見積もりはこんな感じですねと言われた。
いや、ちょっと待て、畳を変えるだけでなんで床まで全部引っぺがす見積もりになるんだ? 畳なんだから表替えすればいいだけだろ?
いろいろ突っ込んでみたんだが、ハウスメーカー曰く。
今、一般的に畳として流通している発泡スチロールにイグサを張ったものは本畳と厚さが違うため、互換性がないらしい。
本畳に変える場合、発泡スチロール畳用の敷居より本畳が高くなってしまうため床まで全部引っぺがす工事になるらしい。
これだけでもひどい話なんだが、もっとひどいのは表替え。
この発泡スチロールにイグサを張った畳、毛羽立って来ると裏ももう使えなくなっていて畳の買い替えが基本らしい。
どういうことなのか詳しく聞いたら、畳ってのはある程度湿度を保つからイグサが長持ちするんであって、吸湿性のほとんど無い発泡スチロール畳は3年くらいで買い替える方が多いとのこと。
一応ハウスメーカーからこまめに水拭きしてくださいと言われてたんだが、ほとんどしてなかったのが2年でダメになった理由の一つらしい。
発泡スチロール畳はモノをこぼしても大丈夫で安いという利点があるんだが、こんなに大きな落とし穴が待っているとは思わなかった。