2012-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20121209001500

人権というのが概念なんだから人権が天賦のものとしたって、そうでないとしたって、法体系は作れないことはない。

でも、一応は人権は天賦のものという建前で法体系が作られてるので、いまさら天賦人権を否定しちゃうと非常に面倒。

例えるなら、

「いまさらだけど、マイナスマイナスをかけてプラスになるのって納得いかいから、やめねぇ?」

っていう感じ。

マイナスマイナスをかけるとマイナスになるとか、マイナスマイナスをかけるとプラスでもマイナスでもない第三の符号がつくとかいうことに出来なくもない。

そうすると、今あるあらゆる公理公式を見直さないといけない。

繰り返すが、すっげー面倒。

なので、普通人権概念からいじることをしない。

例えば、

参政権は納税した人だけ与えられる」

としたい場合

人権は天賦のものではなく、義務の対価に与えられるもの

人権概念から崩すのではなくて

参政権人権ではない」

とするほうがスマート

片山さつきは、人権概念から変えたいらしい。

出来なくはないが、現実的ではない。

記事への反応 -
  • ルソーほど誤解された人もいないと聞くし、どっち側が正しいのかとか部外者には判断できなくて困る。 理性の神殿とか、最高存在の祭典とか、10進法を導入して1週間を10日に変えたと...

    • 人権というのが概念なんだから、人権が天賦のものとしたって、そうでないとしたって、法体系は作れないことはない。 でも、一応は人権は天賦のものという建前で法体系が作られてる...

      • そもそも、天賦人権説って言った時点で片山さつきの掌の中に絡め取られてるんじゃないの 天賦人権説は間違っている なぜなら ・近代合理主義のもとでは天など存在しない ・説でしか...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん