2012-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20121001145707

「暗黙的に働く権力」の恐ろしさに無自覚な人が多いなぁ、という感じがする。

65年程前、数多の若人を自殺へ追いやった「特攻」も、建前は志願制だったわけなのだが。もう忘れたのだろうか。

ひとたび「要らない人間は死に追いやってよい」というコンセンサスができあがれば、「あいつは要らない人間だ」と互いに指弾しあう同胞同士の殺し合いが始まる。確実に。

ブコメを見ていると、「自分は(家族に|友達に|会社に|社会に|国に)必要とされる側だから大丈夫だ」と無邪気に信じている人間も多いようだが、もちろん、そんなわけはない。

そうした事態に至れば、もはや後戻りはできない。行くところまで行ってしまうだろう。

安易な安楽死合法化を支持すべきでない理由として、別に倫理を持ち出す必要はない。

その道を選べば、社会」が壊れてしま。その一点だけで十分だ。

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