子供を育てる時、その子供の能力(あるいは結果)を褒めるのではなく
子供の努力のみを褒めるべきだという定石のようなものがあると聞く
結果のみを褒められてしまうと、子供は努力をせずに時間をかけずに結果を出すことに力を注いでしまう
能力主義というのは酷く脆く、またそれが親に依るものだと自覚をした子供はより危うい
何故なら、社会に出た時に自分が能力のない子供だと示されてしまう事は即ち
「自分の能力を認めてくれた親にも見る目がなかった」という現実を突きつけられる事に他ならないからだ
そうなってしまえば、両親への罪悪感は避けられず、或いはそれの反転による両親への不信感・責任転嫁に逃げざるをえない