過酷な労働環境にいる人がうつ病になったときに「あの程度でうつ病になるなんて」とかいう人がいるわけよ。
で、逆に、あまりにひどいストレスに晒されてうつ病になりました、などという人もいるんだけど。
そもそもね、うつ病って、とくに環境的な原因などなくても、なりますからね。
もちろん、根性論でうつ病に対抗しようと(させようと)するのはアホです。
けれども逆に「うつ病になるほど大変な目にあったのだから」といたわるのも、つねに正しいとは言えない。
ひどい環境だからうつ病、とか、ひどい環境だけど俺は正常、とか、こんなぬるい環境なのにうつ病、とか、
うつ病の「真の原因」が環境にあるかってーと、微妙なんじゃないの。
うつ病ってのはむしろ「苦しみの原因」をいくらでもでっち上げられるわけで、だからこそ病気じゃん。
ひどいストレスで悩んでたら、それ単に合理的反応。
悩むべき事態ですごい悩んでたら、正常だし、強いストレスで抑うつ状態になるのは正常だし。