日頃から好きな部下だけひいきして、そりの合わない部下(俺含む)には徹底的にパワハラをしている課長がいる。
わざと仕事で重要な情報を好きな部下だけ共有する。
その結果、その情報を知らなかったために顧客に迷惑をかけて、課長から人格否定の説教を食らう。
そんな課長だが、今日は遅れて出社することになった。
だが、出社時刻になっても来ない。そのときに電話が。
「~署ですが。」
電話を出た庶務さんの声が暗い。
ひょっとして、通勤中に課長が交通事故にでもあって死んでくれたか?
それなら最高だ、と思った瞬間。
「~省からだったようです。」
とのこと。
がっくり。
そして、鬼課長が出勤。
一瞬でもぬか喜びした俺が馬鹿だった。
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