わざわざ外に出して関数化するほどのことでもないよな、とか
この関数からしか呼ばないのに、並列に関数を置きたくないな、とか思うことがあるでしょう。
JavaScript ならこんな思いに見事に答えてくれます。
たとえば個人情報が云々なので文字列のマスク処理を作ろうとしましょう。
String.prototype.mask = function() { var maskedText = ""; for(var ix = 0; ix < this.length; ix++){ maskedText += mask1(this.substring(ix, 1)); } return maskedText; function mask1(character) { var maskedCharacter = ""; swith(chr) { case 数字: 処理A, 個別処理 case 英字: 処理B, 個別処理 case 全数字: 処理A, 個別処理 case 全英字: 処理B, 個別処理 case ひらがな: 処理C, 個別処理 case カタカナ: 処理C, 個別処理 case 漢字: 処理D, 個別処理 default: 未処理 } return maskedCharacter; } };
こういうメソッドを作った時、処理A、処理B、処理Cは冗長な処理になっているわけです。
個別処理があるのでbreakしなければいいや、というわけでもありません。
しかしこの処理A,B,Cはこの関数外に置くような処理でもないわけです。
この関数内でしか使いませんし、むしろ使って欲しくないわけです。
function mask1(character) { var maskedCharacter = ""; swith(chr) { case 数字: shoriA(), 個別処理 case 英字: shoriB(), 個別処理 case 全数字: shoriA(), 個別処理 case 全英字: shoriB(), 個別処理 case ひらがな: shoriC(), 個別処理 case カタカナ: shoriC(), 個別処理 case 漢字: 処理D, 個別処理 default: 未処理 } return maskedCharacter; function shoriA() { 処理A } function shoriB() { 処理B } function shoriC() { 処理C } }
こう書けるのです。
JavaScript で一番好きなのはこの内部関数です。
それ、メンバメソッドっていうんだよね普通は。
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ちなみに・・・関数コールはC/C++もJavascriptも それなりに重い。