■ 鋭く世の中を切りまくる、はてな匿名ダイアリーが面白い
当欄でももう何度か紹介している「はてな匿名ダイアリー」が今、面白い。匿名だけに、どういうユーザー層なのかは筆者にはわからないけれど、観察の上で勝手に想像してみると、ふだんは個人ブログを日々更新している手練れのブロガーの皆さんなんだろう。ネットの荒々しい世界に固定ハンドルで立ち向かい鍛えられた筆力が、匿名で解放されるわけだから、大リーグボール養成ギブスを取った星飛雄馬みたいなものだろう。ネット界や社会全般を鋭く切りまくっている。だた、「忘却界抄」の指摘によれば、個人のブログより、はてな匿名ダイアリーに書いた方が読者数が多い、なんて現象があるようなのだ。こうなるとちょっと寂しいような気もしてくる。 (やじうまwatch 2007年1月18日)
ある女友達がいた。
彼女とはとても仲がよかった。
だから安心して関係を続けられた。
彼氏は外国にいて長距離恋愛で、なかなか会えず、そのことが更に彼女を不安にさせた。
そして僕は彼女と寝てしまった。
彼女のほうから誘ってきた。
しばらく今までとは一線を超えた男女関係が続いた。
衝突もあったけどそれなりに楽しかった。
半年くらいしてからだろうか、なんとなく関係が疎になりそのうち彼女とはあまり連絡をとらなくなった。
そして元の友達づきあいが始まった。
誰かにすがりたかった。
あなたと関係を持ってもあなたは私に本気にならない気がして、都合のいい近づき方をしてしまった。
でもあなたと過ごした時間は大切だったし後悔はしてない。」
僕も彼女の心には薄々気づいていた。
僕も彼女には本気にならない自信があったし、事実ならなかった。
僕もセックスする相手がいるのは都合がよかったし、彼女との関係は心地よかった。
先週彼女と数年ぶりに会った。
とても幸せだと言っている。
男と女が友達でいられるかどうかよくわからない。
でもその関係を超えてしまったけど、とても大切な思い出を手に入れられたことに感謝している。
この文章改めて読んでみるとキモイな、オレ。
いいかげん「ヤりたい」と「付き合いたい」を分けて考えようよ。混同するから性欲と恋愛感情に見境なくなるわけで、すなわち悲劇的な結果を生む土壌となる。
「付き合えばヤれる」と考え、一挙両得だと思ってるのかもしれないが、それは三方一両損なだけだ。
昭和時代ならいざ知らず、いまどき「ヤりたい」と「結婚したい」を同一視する男はほとんど居ないだろう。セックスアピールのある女とヤりたい、結婚するなら明るくて優しくて云々。求めるものが違いすぎる。
それと同じように、「ヤりたい」と「付き合いたい」も別個の感覚のはずだ。恋愛はセックスのフリーパス権ではないし、セックスと恋愛は不可分ではない。勃起は恋愛感情の証左やシンボルではない、ただの生理現象だ。
「ヤりたい」を遂行するのに最適な手法が「付き合う」なんだと思ってるのなら、あとでかく。
一晩寝て見直したけど、『それでも「親密フラグ」をコントロールすべき二つの理由』から、タイトル変更。
「べき」とか言っちゃってすんません。
自分語りナシに恋愛話は成立しないってことなんだろうな。個人的経験なんだから。
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『部屋に入るな→じゃああなたとは友達にならない』に納得できないのトラバに。
つまり、親密フラグを3時間くらいかけてたてまくったあげく、朝までセックスをするだけの余裕は十分にあった。
それでも私達は「じゃあちょっとついでに乗っとくか」みたいなセックスはしなかったし、今でも普通の友人だ。
そして、その状況と同じことになっても、世の中のほとんどの男女はセックスしないと私は信じたい。
世の中の男性がみんな「親密フラグを立てたら必ず性的行為に及ぶ」とは、私も思わない。
それでも、「性的な関係を望まないなら「親密なスペース」を守った方がよい」と考える理由は二つある。
その理由を述べる前に、「親密なスペースを許しあう関係」を「私自身が」どう考えているかを述べておきたい。 |
たしかにほとんどはしないで終るだろうが、男に全くその気がなかったとは思わない方がよい。男はちょっとした事でムラっとくる。ただ、それは普通表に出さないし、当然手も出さないだけだ。(中略)
ただ、性欲旺盛な二十歳頃・深夜・頭脳労働による疲れ・達成感によるナチュラルハイは理性を弱める。ちょっと事故が起こればたちまち手を出しかねん。まあ、拒否されて我にかえって落ち込むのがおちだろうが。
せっかく築いてきた人間関係の中で「あなたがそんな人だとは思わなかった」なんて台詞を吐かなきゃならん状況というのは、男にとっても女にとっても不幸だと思う。良好な人間関係を築いてきたにもかかわらず、上記のような事故が起これば、女だけでなく男だって結構へこむと思うのだ。
部屋にあがりさえしなければ、触りさえしなければ、事故的に仕掛けられた「親密フラグ」の駆け引きに乗りさえしなければ、そこにいるその男をそのまま、その男が見せたいとおりのままで、人間関係を続けることができる。「二人きりになったら襲う男かどうか」なんて、男だって事が起こる直前までわかるわけがないと思うのだ。
中には、割合は少ないだろうが「とにかく一打」という男だっている。こういう男はぱっと見ではホントにわからない。結構長い付き合いでも、同級生とか職場の同僚程度だとホントにわからない(それでわかるようでは打てないらしい/そういう奴は打つこと自体が実はmissing piece探しだったりと無意識に人生掛けてることが結構多いので、タカをくくってるとホントにあっという間に打たれる)。偶発的にであっても性的関係に移行してしまった時の自分への破壊力(2.を参照)を思うと、「自意識過剰な女」と嘲笑されることぐらい、全くかまわないと思うのだ。
「親密なスペース」を侵害されたら、人は多かれ少なかれアンコントロールになってしまうだろうと思うのだ。
「親密なスペース」を侵害しあえば、どうしたって感情の開放を伴う。さらに偶発的に性的関係を持ってしまったりしたら、(少なくとも一定期間は)人間的に尊敬とか信頼とかいうことに全く関係なく、寝てもさめてもそいつの顔がちらついたり、「好きなんかじゃない、ただ寝ただけよ」とか誰に言うでもない言い訳したくなったり、嫉妬心や独占欲に苛まれて夜中に「今すぐ来て!」とかメールしたくなったり、いきなり鍋いっぱいのカレーを煮込みたくなったり、満たされない気持ちと人類補完計画について増田に語りかけたくなったり、タバコの煙が立ち昇っていくのを見つめながら急に田舎の話を始めたくなったりして、まあ自分の「面白いけど恥ずかしいところ」がだだ漏れになることが容易に予測される。性的関係に至らない「親密フラグ」の段階であっても、そういう傾向は顕著になる。私は、女って言うか人間って、そういうもんだという認識がある。
「肉体>精神」の判断基準も、精神は個体差や気分の差があって定量的記述に還元できないけれど肉体はある程度それができるので、肉体の社会的コントロールが達成できれば、精神はたとえどんな状態に陥っても必然的に肉体という外枠からはみ出ることができない、というフールプルーフな安全保障の発想だと思う。
「毅然と親密なスペースを守れ」という意見の本質は、まさにこの文章に代弁してもらっていると言ってもいい。
もちろん、そういう人を私は止めない。
ただ、そういう不安定な状態の自分が引き起こした様々なことは、もちろん自分で引き受けないといけない。
私自身は、友達とそういうアンコントロールなやり取りすること自体の必要性を感じないし、もし男友達とそれをやり始めたら、(出来ればセックスなしで)を守る自信がぜんぜんない。
私は「友情」((ここでは「性的関係を伴わないが、お互いに尊重しあい、信頼で結ばれている人間関係」とする。昼ごはんを一緒に、ぐらいの人は含まない))の元に「missing piece探し」をやろうとは思わないのだ。恋人と結ぶ親密な関係は、友情に比べたら「missing piece探し」に近いものがあるかもしれないが、それだって何もかもをかぶせすぎたら、大切な人をつぶしてしまうかもしれない。誰も、自分にはなれないのだから。
自分にあるのと同様に、相手にも人生がある。自分はできるだけ自分で探した方が、平静の心に到りやすいのではないか、と、これは個人的な見解であるけれども。
これは女子に対する親の説教だな。
大人になったら恋愛にセックスはつきものなの。恋愛(=セックス)が絡んだら男の子だけじゃなく「自分も」コントロール効かなくなるってことを自覚しなさい。王子様はいないんだから、寂しいのは自分で何とかしなさい。悪いこと言わないから恋愛(=セックス)するのは一人にしておきなさい。友達って言いたいなら「親密フラグ」立てちゃダメ。わかった?
それで「べき」とか言ったのね。ひとり納得。
CSSを切手と交換してくれるというので、交換所に列ができていた。
列に並んでいる人はみんな、おじいさんも若いおねえさんも、紙粘土の塊のようなものを手に持っていて、それがCSSであるらしかった。僕も家に帰って、いつか作ったきりでほうりっぱなしにしていたCSSを取ってきて、列に加わった。
僕の番になった。机の上には野菜くずが散らばっていた。交換所の人にCSSを渡すと、キャベツをくれた。とてもいきいきとしていてみずみずしくて、桃太郎のように中からキャベツ太郎が生まれてきそうなくらいにエネルギーいっぱいのキャベツだった。僕はその元気なキャベツを両手で抱えて帰った。
帰り道、道の両側の白い塀に「border-bottom:solid;」だとか「display:none;」などといったCSSが落書きされていた。最近はこんな単語を書くのが流行っているのだろうか。それとも書いた人はこの塀のスタイルを変えようとしたのだろうか。
携帯のブックマークにラブホテルの空室情報が見られるサイトを入れていた。
で、それを父親に見られた。
自分は一人娘で、家族に恋愛の話とか一切しない家庭です。恋人がいるそぶりなど見せたこともない。
激しく欝