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2021-09-06

総裁選派閥ばかりに気を取られてはいけない

しか総裁選行方を考える上で派閥重要だ。ただ、派閥がどこまで重要かは注意すべき。

過去の例が参考になる。2001年4月小泉純一郎橋本龍太郎を破って総裁になった。橋本は最大派閥リーダーで、政策通として知られ、首相経験者という申し分ないプロフィールだった。なぜ小泉が勝ったか

それは、国民に人気のある小泉純一郎の方が好ましいと考えた大量の党員票で流れが変わったからだ。

この背景には、衆議院選挙採用されている小選挙区比例代表並立制がある。特に小選挙区政党本位選挙になるから、党のリーダー国民に人気か否かが選挙結果に直結する。派閥の力で自民党内に権力を轟かせても、党リーダー国民人気がなければ選挙で勝てない制度だ。

派閥に縛られない党員票は純粋国民に人気な(選挙で勝てる)総裁を選ぼうとするので、派閥力学を動かすことがある。

国会議員票についても派閥の力は限定的になるだろう。今回は衆院選総裁選後に行われることが決まっていて、今の自民党当選3回(2012年政権交代選挙当選した組)以下の議員がすごく多い。

こういう若手は選挙基盤が盤石ではなかったりするので、選挙への不安感が大きい。となれば、国民に人気のある総裁を選ぶことが自らの議席死守に繋がると考える。派閥に従っていれば安泰という時代は終わった。

anond:20210905011447

 
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