■「産んでくれなんて頼んでいない」という言葉、そこにある矛盾

いや頼んでないか知らんけどさ、お前は3億ものライバル精子と死に物狂いでの競争を経て晴れて生まれたんだよ。

近年の研究では「精子は助け合って受精する」とかいうことらしいけどそこは本質じゃない。

お前が精子のころには何がなんでも生まれたかったんだよ。

頼んでない、じゃなくてめちゃくちゃ拝み倒してるんだよ。

拝み倒してやっとレースのスタートラインに立たせてもらって、死に物狂いで勝ち取ったんだよ。

それをなんだお前、

物心ついて数年程度の人生経験から身につけた価値観ごときで、

死ぬほど腹を痛めて産んでくれて、愛情を注いで育ててくれた親に対して

「産んでくれなんて頼んでいない」

なんて。

まぁ愛情を注がれたかどうかは知らんけど、

その言葉が親に言えるシチュエーションがある、つまり親と対話できている時点で愛されてるよお前は。

そんなことも気づかずによくもまぁいけしゃあしゃあと戯言言えるよな。

お前が選んだんだよ、生まれることを。

産んでくれた親に感謝しろ。

そして忘れるな。

お前のその言葉は特級の親不孝だ。

Permalink | 記事への反応(1) | 12:18

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