2022-12-16

二十歳になった

毎年誕生日にはGalileo Galileiの"Birthday"とBUMP OF CHICKENの"HAPPY"を聴くと決めている。今年も日付が変わってすぐ聴き感慨に耽っていた時、YouTubeおすすめ欄の流れでふと目に止まった手嶌葵の"明日へ手紙"を聴いて涙をこぼしてしまった。主題歌だったドラマを当時見ていたこともあるが、歌詞がちょうど今の自分に当てはまるように感じた。

幼い頃、歳の離れた兄が進学で家を出た。小さい時はそんな歳で家を出るのは早すぎると思っていた自分も、結局兄と同じ年齢で家を出た。比較的良い両親だったが、思春期の頃の自分には実家特有の締め付けがきつく、受験期のモチベーションは家を出ることだった。地元の友人はみんな実家から通学していて、自分のような人間は数少ない。

家を出てみてからようやく親のありがたみはわかるもので、心が苦しい時期に電話で話を聞いてもらったり慰めてもらったりした。色んなことが家を出てからの2年の間にあったことが"明日へ手紙"を聞いて思い出され、涙腺が緩んだ。

いくら遠くへ行っても私のふるさとはあの街だけ。いくら時が経とうと両親、兄弟祖母は私を見守っていてくれる。短いようで長い20年。人生はまだまだ続いていく予定なので精いっぱい楽しみたい。

  • 中学で天声人語の書き写しをやらされてそう

  • これが後10年と少したつと もうすぐ40みたいな歳になって 体がガタガタになっていく上に、いい加減社会的なことをしなければならないという圧があって 今は無限に時間があるように思...

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