俺は小学校の時に教員が3回変わったけど3人とも「まあこんなのは使いやすい表現ってだけだ。これが正しいってわけじゃねえよ。馬鹿が休むに似たりだからって考えるの辞めたらそこでもう人生終わりだから最後まで頭使えよ」みたいな話をしていたように思う。
でもそうじゃない人って結構いるみたいなんだよな。
「こういう諺にもある通り、つまりはそういうことなのだよ」みたいな言い方をする人が。
つまり彼らが言うには「諺にもなるぐらい昔からよく合ったことなのだから、今だってまずそうなんだ」ということらしい。
いやそうでもないだろ。
人生万事塞翁が馬と言えるような転がり方をすることなんて珍しいし、七転八倒はしなければいけないって意味じゃない。
転んでもただでは起きないってのは性格の話であって、無理して利益を得ようとする人間の方がかえって痛い目を見たりする。
そういう感覚を持たず、「こういう名言があるらしい。つまり正しいようだ」という短絡的な思考でずっと生きている人がいる。
これぞまさに「休むに似たりだからと割り切って考えることを辞めてしまった馬鹿」という奴なんだろうかなと思う。
実際どうなんでしょうね。