2021-09-22

強者の秩序

戦時国際法では戦争において民間人を殺したりインフラを壊したりすることを禁じている。

基本的には戦争は軍同士で戦うものだという考え方だ。

だがなぁ、ちょっと考えてみて欲しい。

強い国と弱い国が有ったら必ず強い国が勝つ。

現代戦争は槍を持って突撃するようなものではなくて工業力の勝負だ。

国力があれば軍も強い。

軍が軍だけでなりたつわけではなくて軍の強さの背景には民間の強さがあるんだ。

軍の強さの源泉である民間には攻撃してはいけないってことになったら弱い国はもうどうしようもなく強さの差を覆す方法がないんだよ。

民間攻撃するなという規則強者強者立場を守るためにあるとも言える。

テロリズムテロリズムという形でしか強者に立ち向かえないからそうするのであって、その多くは俯瞰的に見ると道徳的にそれほど悪だとは思えない。

ま、それはそれとしてもちろん私は自分かわいいから私の身の安全を損なうようなテロを敵だと思うし、私を守る秩序の力 (自国) に協力するけどね。

要するに道徳的に善だろうが悪だろうが自分安全第一だし、安全が確保されていれば利益を得たいってだけの話。

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