勤務先の飲食店での話。
お前が入店して以来トイレが臭い。ちゃんと掃除してるんのか!と、店長にいつも怒鳴られてた。
前任者が急にやめてしまったらしく、それ以前の先輩から言われた通りに掃除しているのに何故か悪臭が改善しない。
そこまで言うならお前がやれよって思ってはいたけど、あまりにも原因が謎すぎて知り合いの配管工に聞いてみた。
それで聞かれたのが、床はタイルか?ということ。
そしたらその床に排水口はあるか?とのこと。
そしたらペットボトルでもグラスでもいいから、そこに300mlくらい水を流せとのこと。
なにそれ関係あんの?と思い、わかったと答えて水を流してみる。
どうやら排水口にはトラップと呼ばれる臭いやネズミが逆流してくるのを防ぐ仕組みがあって、そこにあるべき封水が乾いてしまうと、その隙間から臭いが逆流してきてしまうとのことだった。
なにそれ。常識?と聞いてみるも、「まぁ、知らん相手が多いから出張費くらいは稼ぎになる。」とのこと。
へー。まじでボッタクリだな。
先輩に聞いてみたら、言われてみれば前にやめた人がきれい好きでこまめに水をまいてモップがけをしていたらしい。
店長の指示ではなかったから店長も知らなかったんだろうとのこと。
知ってるなら引き継げよとは思ったけど、みんなモップはどこかで面倒くさいと思っていたので、言われない限りやらないつもりだったといわれてとても共感した。
結果的に封水が干からびることがなかっただけで、前任者も知らずにやっていたのだろう。
40にもなってこんな新発見があるとは思わなかった。
トイレにもあるのね 飲食業のキッチンでよく掃除してたよトラップ
常識レベルの知識やでそれ・・・