2020-07-18

炎上」=(単に)めちゃバズる という用法がそのうち定着する

炎上」についての否定的意味(悪いことでバズるとか、損害を被るとか)が捨象された使い方がそのうち定着する

なぜか

YouTubeまとめサイトでよく見られる低偏差値広告でそういった用法がよく見られるから

最初広告屋が敢えて「炎上」=バズ という価値を込めて用いているのかもしれないと思っていたが、どうも違う

というのはあれらの類の広告では、日本語教育提示する規則から離れた、ゆらいだ言葉遣いがたくさん見られるから

おそらく既に「炎上」=単に大いにバズること という解像度で語を使う人間いくらかいるのだろう、少なくとも、広告をつくる側にもそういった人間が出てくる程度には

インターネットを駆使している人間たちにとっては想像しづらいことだが、おそらく「炎上」という言葉経験でもって理解する人口というのは実際のところそんなに多くないのだろう(時代が進んでも炎上する若年層が絶えないのはこのことに原因の一端があるだろう)

こういった広告によってこの意味の捨象された「炎上」は広まり定着していく可能性は充分にあると思われる

  • テレビで「CMの後!有名女優〇〇が大号泣!?」→軽く笑うだけ とかよくあるじゃん 単に広告屋は実際の現象の30倍くらい過剰な表現を気軽に使うから 近年では話題沸騰!じゃパンチ弱く...

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